雪の日に動物園 3.雪を楽しむ動物達

インド象。
神戸の写真
若夫婦は外に出ていた。

諏訪子さん(推定62歳)は流石に出ていなかった。
神戸の写真
写真の後ろにうっすらと顔が写り込んでいるのが諏訪子さん。

一頭の象がこちらに寄ってきて鼻を上げてポーズをとってくれた。
ごめん。箒で手が塞がっててシャッターチャンス逃してしまったよ。
その後、鼻で地面に積もった雪をかき集めて、丸めて口にポイ。
雪を食べるインド象。小学生かアンタは。
もう一頭は、隅っこで何かを食べていた。こいつも雪か?

大きいサイズのインコの皆さんは寒さに震えていた。
インコ語でしきりに何かぶつぶつ言って、時々叫んでいた。
ケージの中には雀がぎっしり入っていた。
セキセイインコは東京の公園で野生化するだけあって元気いっぱいだった。

ライオンのメスが隣のトラをしきりに気にしていた。
トラも二頭居るうちの一頭がライオンのメスを気にしていた。
神戸の写真
お互いにしっぽを横に振りあっていた。
猫と同じ意思表示なら「コイツ気に入らねぇ」と言う意味…
私が近づくと箒の先を気にして暫く見ていたが、岩の上に駆け上がって行った。

ジャガーは床の雪のない部分だけをうろうろ往復していた。
雪の上にも足跡があったので、冷たさに懲りたのかも知れない。

ユキヒョウのしっぽは、長くてふかふかで先が少し太くなっている。
神戸の写真
自分のしっぽを気にしてぐるぐる回ったり、雪の積もった枝をかじったりしていた。

案の定大喜びの白熊。
神戸の写真
毛色がクリーム色の個体はマタタビを与えられた猫のようだった。
降り積もった雪の上に仰向けになって ごろにゃ〜んのポーズ。
神戸の写真
起き上がって、ずさーっと雪上スライディング。
雪の汚れている部分は、全てスライディング痕。
神戸の写真
腹ばいになって雪の中に鼻をうずめてみたり、大はしゃぎ。
雪、積もってよかったね。

ここで、傘がないことに気付いた。
雪が小降りになったので畳んで鞄にぶら下げていたが……
今来たルートを再び巡り、諦めかけた頃に引き返した地点の近くの広場で発見。
神戸の写真
落したことに気付かなかったのは雪で音が出なかったから。
見つかってよかった。

熊の皆さんは普通だった。毛皮分厚いしね。
山の中でクマと出会ったら→諦めて下さい。的な看板。
改めて見ると、絶対に勝ち目のないサイズだった。
去年はツキノワグマが頻繁に里に下りてきて双方に深刻な被害が出ていた。
付かず離れずの距離を保って程々にお付き合いしたいものです。

空中庭園は雪に埋もれて真っ白だった。
これはこれで風情があっていいと思う。

科学館の入口に箒を置いて中を見学した。

入って左手にペンギンのプールがある。
ペンギンは全員泳ぎ回っていた。
雪を喜んでいるかどうかはわからなかった。

科学館を一巡し、休憩所でホットココアを飲んだ。
ココアを飲むと改めて外の寒さを実感した。

休憩所からは雪の積もった木を
角度を変えて何ショットも撮っているおじいさんが見えた。

干支絡みでイヌ科の特集をしていた。

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諦めが肝心…合掌

【やまで出合ったら 】キャー
死んだふりとか大声を出すって言うけれど・・・・はっきり言って効果なし
神戸の写真
ツキノワグマはクマ界のスーパーマン!
木にのぼれ、はやく走れ、泳ぎもOK!
力も強く…何でも食べる。(クマ)


その、「何でも」には人肉も含まれる………

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